システム障害防止についての提言 障害
システム障害防止についての提言
システム障害防止についての提言十か条
「当たり前のこと」であるのだが、そういう当たり前ができていない
プロジェクトが世の中にはたくさんある。
多くは他人のせい・他社のせいにしてしまっていることが多々ある。
それらを全部含めてのプロジェクトなのに。
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1 経営トップが先頭に立ってシステム導入の陣頭指揮を執り、全社の理解を得ながら社員をプロジェクトに巻き込む
2 複数のシステム開発会社を比較し、最も自社の業務に精通している業者を選ぶ
3 システム開発会社を下請け扱いしたり、開発費をむやみに値切ったりしない
4 自社のシステム構築に関する力を見極め、無理のない計画を立てる
5 社内の責任体制を明確に決める
6 要件定義や設計など上流工程に時間をかけ、要件の確定後はみだりに変更しない
7 進捗は自社で把握、テストと検収に時間をかける
8 システムが稼働するまであきらめず、あらゆる手段を講じる
9 システム開発会社と有償のアフター・サービス契約を結び、保守体制を整える
10 「うっかり」ミスを軽視せず、抜本的な対策をとる
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言うは易く行うは難しであるが、これこそが「大規模システム開発」の
難しさをあらわしている