マイクロソフトがYahoo!を買収するという件。 ビジネス

> ソフトウエア世界最大手の米マイクロソフト(MS)は1日、
> インターネット検索世界2位の米ヤフーに、総額約446億ドル(
> 約4兆7300億円)での買収を提案した、と発表した。
> 実現すれば、ネット関連事業の年間売上高は両社の単純合計で
> 100億ドル程度となり、ネット検索世界最大手グーグル
> (165億ドル)に対抗できる規模になる。ネット事業で
> 出遅れたMSは、ヤフー買収で一気に攻勢をかける狙いだ。
・<a href= http://www.asahi.com/business/update/0201/TKY200802010358.html target= _blank >米マイクロソフトがヤフーに買収提案、4兆7300億円</a>


マイクロソフトがYahoo!の買収に成功した場合、
一ユーザとして、Yahoo!のサービスを使わなくなるだろうなぁと思う。
便利なものは便利だし、他にはないYahoo!オリジナルなものは
つかいつづけるかもしれないけど、他に類似サービスがあって
どっちでもいいけど、とりあえずYahoo!のサービスをつかってた
というものに関しては、今後緩やかに使わなくなっていくだろう。


マイクロソフトはPCのOSやwordやExcelなどの
基本ソフトの分野において、まだまだ十分に安くできるのに
その分野の圧倒的独占状態にあるのを利用し、
その業界を盛り上げよう、人々の暮らしをもっと快適にしよう
という理念ではなくて、マイクロソフトという会社が
いかに儲けるか、いかに利益をあげるかということを優先してきた。
これは会社なので当たり前のあるべき姿だし、しかたないとは思うけれど、
やっぱり1ユーザとしては納得できないものがあるし、
そういった、不満の塊がマイクロソフトに関してはこれまでかなりあった


インターネットがかなり普及し、PC上で行う作業のほとんどが
ブラウザを通してのインターネット上でも可能になってきている今、
マイクロソフトがOSの世界を独占してはいるけど、
時代の中心がインターネットになってきた今、
そもそもOSやブラウザはどうでもいいよね。という気にはなってきている。


マイクロソフトが自分たちの利益を優先するために
PCからインターネットへの戦いの場が移っていくのを
少しでも鈍化させるため、IE7の開発をわざわざ
遅らせてたということは周知の事実だし
(これもFirefoxがシェアを拡大しつつあるのでようやく
 IE7の開発に踏み切ったわけだし)
このような苦々しく、悔しい思いを1ユーザとして
今後したくはない。


なので、マイクロソフトがYahoo!の買収に成功した場合には
これまでYahoo!のサービスを使い続けてきた人は、Yahoo!離れが
進む結果になると思うし、自分はまちがいなくそうなるだろう。
違った見方をすると、他社の企業としてはYahoo!離れの
ユーザを取り込む大きなチャンスかもしれない。