Googleが携帯電話用ソフトウェア「Android」開発とのニュースをうけて。 Google

グーグル携帯電話用ソフトウェア開発とのニュース。
この携帯電話プラットフォームの名前は「Android(アンドロイド)」。
今朝のNHKのニュースでも、6時、7時のニュースでも
繰り返し放送してました。


今回開発したのはパソコンのウィンドウズのようなものの
携帯電話版で、これは
モトローラ、ノキア、サムスン電子、NTTドコモ、KDDI
などの会社に無料に配布され、
また自分たちで「Android(アンドロイド)」を、自由に
構成変更して販売することも可能。
2008年後半に搭載した携帯電話が発売予定のようです。


最近のGoogleの株価が一気に上り調子にありましたけど
このニュースが内部的にもれていたのでしょうね。
携帯用OSを開発していた企業にとっては
脅威になるニュースになりそうです。
Google Phoneといった携帯電話会社間での競争どころの話ではなく
携帯電話市場すべてに影響があるニュースですね。
まさに競争のレイヤーが違います。


でも無料に配布するとなると Googleのうまみ、収入は
どこになるのでしょう?
おそらく、携帯電話からネットにアクセスする際に
位置情報を取得できるので、その場所にあった
広告配信システムで利益を上げる予定なのかもしれませんね。


以前からGoogleはいろんな情報を取得するという意味では
センサーに興味を持っているところがあり、
携帯電話はその個人センサーとしての
極みのようなものですから、この分野を制されたら
他の企業は太刀打ちできない気がします。
しかもこの「Android(アンドロイド)」というのは
2005年8月にGoogleが買収した携帯向けソフトメーカー名とのことですが
ということはこのころから、携帯電話向けコミュニティ構想が
あったのでしょうか?


インターネットに特化した企業から
インターネットに情報を流すための入り口である携帯電話に
力をいれはじめたGoogle。
今後のGoogleはますます注目したいところです。