ブロガーと企業を結びつける仕組み ブログ(blog)
少し前になりますが、日経産業新聞1/9号に掲載されてた
ブロガーと企業を結ぶ記事についてです。
> シリコンバレーにあるテックダートという会社が提供するサービス。
> 「通信、コンピュータセキュリティ、企業向けソフト」
> などテーマ別に、分けられたリストには
> 各分野の市場動向や技術に精通した
> ブロガー約250人の名前が並ぶ。
>
> このサービスは、ブロガーたちと
> 直接話しをしたり、企業にその機会を提供するユニークな試み。
>
> 企業は既存の調査会社やアナリストが提供する
> ありきたりの製品評価や、市場動向では満足しなくなってきている。
> 一方で、爆発的な勢いで増えているブロガーの中には
> 特定の製品やサービス、技術の動向において、
> 優れた洞察をもっている者が少なくない。
> 両者を橋渡しする仕組みがおもしろい。
とここまでが、日経産業新聞の記事。
日本ではすでに、企業が提供する商品をブログ記事で書くというのが
最近はやっていますが、それとは趣向が異なるものになるとは思います。
そして
日本では批判文化があります。
かりに、ブロガーがある製品をとりあげた場合、
それをやりだまにあげ集中的に攻撃するという国民性があります。
(あんまりいいものではありませんが)
なので、この記事のサービスも
お金が絡んで、それが例えば2ちゃんとかに取り上げられるような
ことがあったら、一気にそのブログが炎上してしまう可能性があります。
そのためこの仕組みが、ブロガーがお金をもらう仕組みである場合は
日本ではうまくいかないと思います。
リスクが大きすぎるからです。
しかし、お金をもらうのではなくブロガーの興味本位で
企業との話し合いの場に来てもらうとなると話は別です。
一般の企業に、1個人の意見を聞いてもらい、それが反映される
仕組みに携わることをうれしく思う人もいると思うので
この仕組みはうまくいくと思います。
しかしブロガーにとっては、金銭的なメリットがないため
あまりうまみがあるものではないでしょうけど。
つまりブログの話を聞くのに、金銭的なかかわりはどうでもよく
何かの形で企業や社会に貢献したいと思ってる人・・・
つまり、これからの団塊の世代の人の中にいる
専門的な知識をもっているブロガーにたいして、
もっともこのような仕組みが有効なような気がします。
唯一の難点は、団塊の世代でブログを書いてる人はそれほど
いないんじゃないのか?ということだと思いますが・・・
でも、分野に特化した専門ブロガーがこれから
どんどん出てくるのは間違いないと思うので、日本でもこのような
サービスがでてくるのは時間の問題かもしれません。